まっさら

ハロプロと同性パートナーとの生活、思うこと

2023年のハロヲタ生活を振り返る

我らジャンヌ新規の私、ついにハロヲタ歴10年を超えた2023年。
コンサートは36公演、イベントは11公演に参戦した。

 

10年目にして初めて経験したこと

10年もおたくやってるのに、今年は初めて経験することがいくつかあった。

  • ハロショ手帳を買った。あれはとてもいいものです。フルカラーで可愛いし、セットリストを書く場所もあるという手帳自体の良さもありつつ、ハロショであれを見せるとスタンプを押させてくれたり毎月お誕生月メンバーのミニ写真をくれるのでとても楽しい。ハロショに気軽に行くという習慣ができて、グッズの買い逃しがなくなる。しかしグッズを買いすぎてしまい破産するおそれがあるというデメリットは大いにある。
  • 推し以外のメンバーのバーイベにいつもの倍くらいの数いった。ついにFC会員になったパートナーの付き添いという名目でバーイベに行き出したら楽しくなってしまったのだ。だってハロメンたちみんな、お友達も連れてきてとか言うじゃんか。というわけで井上怜音さん、八木栞さん、新沼希空さん、豫風瑠乃さんのバーイベに参戦したのだけど、見事に全員のことを好きになって帰ってきた。れいれいはおたくに対してすぐタメ口になっちゃうところが可愛いし、やぎしさんは歌もダンスも全部頑張りたいという物凄い気概を感じた。きそちゃんは松浦亜弥さんの歌がすごく似合ってたし、るのちゃんは将来性しか感じなかった。来年はまおぴんのバーイベも行こうねと話している。
  • FCバスツアーを使って初めて河口湖ステラシアターに行きました。そう、つばきファクトリーの夏祭り、灼熱に初参戦。バスツアーのバスが発車するまでは段取りのあまりの悪さにイライラしていたけれども(私たちのバスは一時間遅れくらいで出発することになりました)、自分の名前の書かれた可愛すぎる浴衣姿の谷本安美さんのお写真をいただけてその時点でニッコニコになった。もちろん公演もすんんんごく楽しかった。最高だった。ユニット曲楽しすぎたしこの時初披露された妄想だけならフリーダムが最高によかった。ド平日に有休使って出かけて本当によかった。感想を一個ずつ書いているとものすごく長くなってしまうので割愛しますが、来年も灼熱があったら行きたい。
  • そして、ついに推しの卒業というものを経験してしまった。これは次の項目で書こうと思う。

 

唐突に岸本ゆめのさんに落ち、そして見送る。

今年は合計で36公演のコンサートに行ったのだけど、予想外だったのが卒業発表をしたばかりの岸本ゆめのさんに落ちてしまったこと。つばきファクトリーのことは、曲が結構前から好きで、コンサートに行くといつも紫を振っていた。つまり、谷本安美さんが推しだった。

春ツアーシュンカンで、端のほうだけど前方席が取れて、もう岸本ゆめのさん、見られなくなっちゃうんだ、寂しいな、くらいの感じで何気なく見ていただけだったのに、気づいたら目が離せなくなっていて、あ、やばいこのまま見ていたら推し増ししてしまうと思った。でももうそう思ってしまって目をそらせるわけもなく。次の公演からあみちゃんと岸本ゆめのさんを交互に見ることになったし、二人の並び、はるみち(セーラームーン)みたいで最高じゃない?となってFSKを買い漁って隣に並べまくったし、ハロプロソートでも二人が同順位だった。

本当なら、もっと前に好きになっていたのかもしれない。2019年、秋ツアー月光に行こうと決意してチケットをいくつか取ったのに、コロナのせいでコンサートがなくなってしまって、そこから2022年までつばき単独のコンサートには行けなかったから。

それでも、「つばきファクトリー岸本ゆめの」さんの最後の1年を応援できて本当によかった。最後のバースデーイベントにも行けてよかった。私が最初に好きになったグループであるBerryz工房の曲をたくさんやってくれた卒コンも、すっごく嬉しかったし楽しかった。岸本ゆめのさんの卒業衣装、パンツで、ぎらぎらしてて、彼女らしくてとっても好きだった。1年間、ありがとう。ソロになっても会いに行きたいなあ。

 

推したちのこと

そんなわけで4大推しの1人が卒業してしまったわけだけれども、ほかの3推しのことも書いていきたい。

石田亜佑美さんがもう本当に心の底から好きだし好き以外の感情がない

ここまで振り返ってきてまるでつばきファクトリーのおたくかのようになっているけれどもどこまで行っても私の推している歴が一番長いのは変わらず石田亜佑美さんなわけで、本当に今、好き以外の感情がない。大好きです。

大変幸運なことに、年末のハロコンで最前ど真ん中の席を取ってしまったのだけど、そこで石田亜佑美さん好き感情が高まりすぎて、もう好きの気持ちだけを抱いて一年を終われそうです。ありがとうハロプロ。ありがとう石田亜佑美さん。大好き。

私はモーニングに関してだけなぜか席運がなくて、地方公演に頑張って行った時くらいしか一階中央より前の席にはならないので、いつも石田亜佑美さんの綺麗な横顔を眺めて、中央で踊っている時はまあ、見えるけどスクリーン見た方がお顔が見えるからいいかなあくらいの感じ。それでも、彼女はどこに座っている人も置いていかないタイプの人なので、いつもお手振りをくれるし、双眼鏡で見ていたとしてもダンスがかっこよくて大好きなので、満足はするんだけど。でも、最前中央で見るあゆみちゃんは、ビビッドな色のピンク衣装が似合いすぎて動悸が止まらなかったし、ダンスもかっこよくて妖艶で時に元気で、好き以外の感情が全部なくなってしまった。好きです。特に恋の呪縛の崩れ落ちるところの表情とダンスがすごくよかった。クリイベのソロで縦横無尽にステージを走り回るあゆみちゃんもよかった。来年もよろしくお願いします。

 

コンサートに行くとリアコ同担拒否女にさせられてしまう松永里愛さん

Juice=Juiceも今年いっぱいコンサートに行きました。10周年おめでとうございます。

松永里愛さん本当に細くてお綺麗でパフォーマンスが最高で、特に今年は、コンサートに行くたびに謎の感情にさせられるということを自覚した。彼女のこと好きなのは私だけでいいじゃん?なんで青振ってる人こんないるん?みたいなリアコ同担拒否女的感情がコンサート中に何故だかじわじわと湧き上がってきて、帰宅してからはっとしていやいやいやファンがいっぱいいるのはいいことじゃんみんなで応援して行こうとなり、タイムラインで里愛さんのよさを述べるフォロワーのコメントを見てうんうん、いいよね、そこ最高だったよね、となる、みたいな。自分で言ってて気持ち悪い。なので彼女の接触系イベントには絶対に行きません。ひっそりと応援していきます。ちなみに石田亜佑美さんもあまりにも神的存在すぎて接触行けない。

暗転していても正確なリズムを刻んでいるところとか、髪の毛の先や爪の先まで使って表現するところとか、クールで妖艶な表情とか、音楽が大好きでバーイベでたくさんの曲を歌いこなしてくれるところとか、本が好きなところとか、本当に素敵だなと思う。来年もほどよい距離感で応援していきます。

 

安心の笑顔と最近落ちサビで大活躍ありがとうございますな谷本安美さん

そして今年最も行った現場、つばきファクトリーのもうひとりの推し、谷本安美さん。あみちゃんを最初にいいなと思ったのは、つばきファクトリーできてすぐの頃にいったひなフェスだったと思うんだけど(確かジャストトライの衣装着てた気がする)、そこから推しだとはっきり言えるまでに少し時間がかかってしまった。でも、もう今年ははっきりと言える。あみちゃんが推しです。いつ見てもかわいくてにこにこしてて、メンバーと楽しくふざけてて、本当に安心する。会場のどこにいても紫を振ってるおたくを見つけて平等にお手振りをくれるのも嬉しい。

今年は、「間違いじゃない泣いたりしない」でも、「でも…いいよ」でも、落ちサビのいいところで、あみちゃんの優しい声が生かされた歌割りをもらっていてすごく嬉しかった。MVあんなに回したの初めてっていうくらい何十回も見た。

それに、あまりにもお顔が美しいので、ちょっと今年はあみちゃんの写真とグッズを買いすぎてしまった。後悔はしていない。見るたび幸せな気持ちになるので。

実は、接触大苦手なのに、つばきおたのパートナーにそそのかされて、ついにアルバムの3ショットチェキ会、あみちゃんのいるグループのやつを買ってしまった。どうしよう。あの美の化身の前に立っていいのだろうか私は。ここから2ヶ月とちょっと、化粧と服と髪の毛がなんとかいい感じになるように頑張ります。

 

まとめ

そんなわけで、めちゃくちゃ充実した一年でした。
歴10年を超えても、やっぱりハロプロって最高だし、いつまでも楽しい。
どうしよう、50になっても60になってもハロヲタだったら。
まあでもそのくらいのお年のおじさんたちみんな楽しそうだからそれはそれでいっか。
来年の現場初めは1月2日。
ハロー!プロジェクトの皆様、そして一緒におたくやってくれているフォロワーの皆様、来年もよろしくお願いします。

2022推しごとまとめ

2022年ももう終わりますね。
今年の推しごと(ハロプロ、舞台)はこんな感じでした。

 

【1月】
石田亜佑美さんバースデーイベント
ヴェラキッカ

【2月、3月】
※特になし

【4月】
ひなフェス(配信)
Juice=Juice 春ツアー@座間
ミュージカル Parlor

【5月】
モーニング娘。'22 春ツアー@中野
つばきファクトリー 春ツアー@武道館
Juice=Juice 春ツアー@武道館(稲場愛香卒業スペシャル)

【6月】
モーニング娘。'22 春ツアー@武道館(森戸知沙希卒業スペシャル)

【7月】
松永里愛さんバーイベ
モーニング娘。'22 夏ハロコン@仙台→中止

【8月】
Juice=Juice FCイベント

【9月】
モーニング娘。'22 FCイベント
Juice=Juice 秋ツアー@座間

【10月】
モーニング娘。'22 秋ツアー@立川
ゆめりあい2 イベント

【11月】
つばきファクトリー 秋ツアー@三郷
Juice=Juice 秋ツアー@武道館 → 中止

【12月】
モーニング娘。'22 秋ツアー@武道館(加賀楓卒業スペシャル)
カウコン つばきファクトリープレミアム
カウコン モーニング娘。'22プレミアム(配信)

 

年の前半はまだ別の界隈の沼に浮気してたり、ウェディング写真の準備したりで忙しくて、コンサートは控えめに。見た舞台だと、植原卓也さん目当てで行った、Palarはよかった!クィアが出てくる作品や、ジェンダーをテーマにした作品、増えてきたけれど、演出家の小林香さんは、本当に安心して観られる演出家さん。好き。

 

theparlor.jp

 

後半はコンサートに月に一回は行っている様子。すっかりハロプロファンとしての活動に戻ってきました。でも、まだまだコロナの状況によっては公演中止になることもあって、油断できない状況だなと感じる。でも、キャパが増えてきて、単独コンサートもできて、それを喜んでいるメンバーたちを見ていると、私も嬉しくなってくる。

 

石田亜佑美さんに加えて松永里愛さんが好きになってしまい、推し増ししたことと、年々つばきファクトリーの曲への「好き」が高まってきたことで、モーニング娘。'22以外にもJuice=Juiceとつばきファクトリーのコンサートやイベントには積極的に足を運びました。

massara.hatenadiary.jp

ツアー、ほんとはもっと行きたかったな。あんまりチケットが当たらなかった。2023年の年初はやたら冬ハロが当選してしまったので、良いスタートダッシュは切れると思う。でも、経済状況が少なくとも約1年、縮小することになったので、春ツアー、夏のハロコンはたくさんはいけないかもしれない。(でもきっと、なんとかどこかしらから捻出しそうな予感がする。確定申告の戻りが多いことを祈る)

 

そう、お金のこと。お金と推しごとの関係、皆さんどうしてますか?

今年はブライダル写真やら海外旅行やら、結構大きなお金が出ていく出来事が多かった。計画したものも、予期していなかったものも。

(ちなみに写真はこんな感じになりました↓)

だから、正直コンサートがあまり当たらなくてほっとした時もあったし、血の涙を流しながら支払ったこともある。プライベートでどんどんお金が出ていくから、コンサートは行っても、グッズやDVDはあまり買わなくなってくる。

最近の私のポリシーはこんな感じ。

  • コンサートはなるべく遠征なし、関東ならば、抽選が当たらないかもしれないからたくさん応募してよし
  • FSKは結局持って出かけるのを忘れて机にしまわれたままになるなど、かわいそうなことになるので、どーしてもほしいもの以外は買わない
  • 写真も、無限に増えてく割に見返さないので極力買わない
  • コンサートDVDとバーイベDVDはマストバイ
  • DVDマガジンは極力買わない
  • これは元々だけど、接触が苦手なので個別などのためにCDを積んだりもしない

来年は今のところ大きな出費はない代わりに、収入減になるので、同じようなポリシーになると思う。

グッズ、DVDはなるべく買わない。現場は、関東ならばいっぱい行ってよし。

3グループ推してると、関東だけならOKのポリシーにしても大変なことになるので、よくタイミングを見極めていきたい。

 

2023年は、心身の健康とお財布の具合に気を配った、バランスよい推し活を頑張ります。お財布が寂しくなる代わりに時間が増えると思われるので、たまにはまたブログも書いていきたい。

なんじゅう5歳という区切りの意味

たけちゃんが、アンジュルムを卒業する。たけちゃんの年齢を昨日の段階では気にしていなかったけれど、あゆみちゃんの東スポ連載を読んで、そっか、25歳だったんだと思った。

 

 

有料記事なので細かな中身には触れないけれど、アンサーソングのような気持ちでブログを書いてみる。

 

私は今年、35歳になった。なった途端に、なんだか急に焦り出し、「私、このままでいいんだろうか」と思いはじめた。いくつかの方策を検討し、足掻き、道を決め、40代を迎える前にもうひと踏ん張りする体制を整えた。

忌まわしきブラック企業時代、あまりにも厳しくて退職の原因にもなり一方で成長もさせてくれた上司は、こう言った。

「20代、30代、40代、50代と各年代それぞれに厳しい環境に身を置いて成長したやつの成長曲線と、30代になった途端、『もう十分頑張ったからこれからはゆっくりしよう』とか言って成長を諦めたやつの成長曲線を想像してみろ。どれだけ生涯年収に差がつくと思う」

成長が全てではないし厳しい環境でのハードワークだけが成長を作るわけでもない。成長度合いが年収に必ずしも結びつくわけではない。年収が幸せに直結する人もいるがそうでない人もいる。……と、ピュアだった頃と比べていくつもの反論が思いつくようにはなったがそれでも節目ごとに頭に浮かぶ。

私は、成長できる環境に身を置いているんだろうか。手なりの成長に、甘んじていないだろうか、と。

 

でも、こういうことが思い浮かぶのって多分綺麗なタイミングじゃないと思うのだ。20歳、30歳、40歳……になりたてのタイミングって、まだ前の年代の気持ちを引きずっていて「なーんだ、大人に見えてたけどたいして変わんないじゃん」とか思っている。そんな気持ちのまま5年くらいやっていって、次の節目が見え始めた来た時、ようやく自覚ができる。

「うわ、折り返し地点来ちゃったよ。もう30代もあとちょっとじゃん」と。

ふと立ち止まって振り返ってみればそこまでの5年でできたこともできなかったことも浮かんで、できなかったことの方にフォーカスがあったり、「これはここまで頑張ってきたからもういいや」となったり、新しいことを始めたくなったりする。

それが、「なんじゅう5歳」って区切りなんじゃないか。少なくとも私はそうだった。

 

アイドルちゃんたちもそうなのかもしれない。20歳を迎えて晴れ着で撮影して、気を引き締めてグループの1番上の年代をやって後輩を指導して、自分自身もどんどんパフォーマンスに味が出てくる。駆け抜けているうちにすぐに20代の半ばがやってきて、次のキャリアを考えたくなる。それが25歳なのではないか。

私は私の推しには自分のやりきったと思えるタイミングで卒業してほしいと思う。みんながそう言うから、そうしてるからって変な圧で、その時期を決めたり逆に避けたりしないでいてくれたらいいなと思う。

だいたい、なんで男性アイドルは30代でも40代でもアイドルできるのに、女性はできないんだろう。みんな自分の推しのこと、できるだけ長く見ていたいもんじゃないの? 「女性アイドルの旬」とか言ってしまう人は、どんどん後続グループも新メンバーも出てくるんだからそちらを推したらよろしい。モーニング娘。さんの歌割りシステムに対して思うことは私もないではないけど、それはシステムを変えたほうがよいという話であって、25歳をすでに越えているメンバーになんやかんや言うのはどうかと思う。

 

すでに25歳を越えてアイドルを続けているメンバーもいて、25歳定年説なんておたくの勝手な妄想だってことが証明されていたはずだと思っていたので、あゆみちゃんのブログを見て、まだ25歳だどうだと言っている人たちがいるってこと自体にびっくりしてしまってこんなブログになりました。(こういう記事書くってことはたけちゃんやその周囲にそういう言葉が届いたんだろうなと想像している)

 

みんなが自由に自分らしく、自分の進む道を決められますように。

向上心と根性のある女が好きだ(推し増ししました)

松永里愛さんのバースデーイベントに行ったあと、昨年の同イベントのDVD宣伝動画を見てたった一年の成長に驚いた。元々上手かったのにまたぐんと上手くなっている。そんな里愛ちゃんのことをついに推しと呼ぶようになった。

 

 

推し増ししました

もちろんモーニング娘。の中で最も推している石田亜佑美さんは引き続き不動のハロプロ内ナンバーワン殿堂入り推しだ。先日も繰言のようなブログを書いた。前ブログから言っていることはほぼ同じで石田亜佑美さん尊敬してます大好きですという内容を性懲りなく書いている。

 

 

松永里愛さんはJuice=Juice内の中では一番好きだった金澤朋子さんが卒業、引退してから急激に気になってきていて、でも推しだと認めるのが怖くてうだうだしていた。一緒にハロプロ現場に行っているパートナーに「スイちゃん、推しって突然落ちるもんなんだよ」と肩をポンとされたりしながら「まだ推しじゃないもん……」と弱々しく抵抗していた。

でもやっぱり、推しだった。

バーイベ行ったら確信してしまった。こりゃきっと石田亜佑美さんと並び立つくらいの推しになってしまうに違いないと。

推し増しである。

(念のため言っておきますが石田亜佑美さんはやはり不動の一推しです)

 

 

推すのが怖かった理由

里愛ちゃんを推すのが怖かったのには、いくつか理由がある。

1つ目は年齢。だって17歳なのだ。彼女の年齢を倍にした歳よりちょっと上なんだぞ私は。そんな子を推していいのか。本人からしたら怖くないか。(石田亜佑美さんを推し始めた時はまだ私も20代であったので抵抗感が薄かった)

2つ目は、彼女がコンサートなどでほぼ客席と目を合わせず粛々と歌や自分のパフォーマンスと向き合うタイプなんだろうと感じたせい。気のせいかもしれないし、単にシャイなのかもしれないけれど。石田亜佑美さんがファンへの福利厚生良すぎなタイプなので真逆のタイプを推すのは躊躇われた。少し前、コンサートの最前列で彼女を見ながら、推して迷惑じゃないかしら、いっぱい見てごめんねなどと思ったことがあった。

 

 

そんなの吹っ飛ばす歌の良さ

でも、バーイベ行ってみたらそんなおたくの気持ち悪い自意識や気後れなどは不要なものだと知った。

たった1時間で12曲もの曲を彼女は歌い上げていた。しかも1部と2部で大部分セトリが変わっていた。(私は2部だけ見た)

ブログでやりたいことがあるって言ってたのこれだったのか。

そもそも、5曲くらいのミニコンサートと、トークと、ゲームなどのコーナーがあるのが一般的なバーイベだ。その5曲のうち2曲くらいが1部と2部で違うというのは、よくある。

それを、今回の里愛ちゃんは合計で20曲近く、たった1日のバーイベのために覚えて歌い込んでパフォーマンスしていた。脱帽だ。

コンサートはさながら松永里愛ディナーショーといった感じでほぼMCもなく次々と歌が続いてゆく。

最初は光る棒を同じペースで抑制的に振っていたおたくたちもいつしか思い思いの動きでリズムに乗り始め、どんどんテンションを上げていっていた。もちろん私もである。とにかく楽しくて、気づいたら彼女を推しと呼ぶことへの躊躇いは消えていた。

そのくらい、歌の世界に引き込む力が物凄かった。

ていうか歌うますぎだしリズム正確すぎ。やばい。17歳でこれだったらこの先どうなるの。

うっとりと彼女の歌を聴きながら、きっと生涯歌を仕事にしていく人なんだろうと思った。

 

 

推したちの共通点

呆然と帰宅しながら考えていたんだけれど、そういえば最愛の推したる石田亜佑美さんもめちゃくちゃ向上心と根性のある人だ。

バーイベを実験の場、なにしてもファンが受け止めてくれる場と思っている。だからちょっと前からハロプロのバーイベで今まで誰もやったことのない一人芝居をやったりしていた。記憶が間違っていなければバーイベのほんの数日前に台本ができて一日で稽古して…みたいな時も確かあったはずだ。根性と絶対やり遂げるという強い気持ちがなくてはできないことだ。

あんなにダンスが上手いのに今でも上手くなり続けていることは前回のブログにも書いた通り。歌だって苦手と言っていたのに見るたび安定して上手くなっている。コンサートでの画面に抜かれた時の表情も、毎回違うように見せている。10年アイドルやってても全然手を抜かず研究し続けている。本当に、向上心の強い人だと思う。

 

松永里愛さんもただでさえ歌が上手いのにブログやその他のトークの場でたびたび「歌上手くなりたい」と発言しているのを見聞きした。

ハロプロ千夜一夜というイベントで、「歌を届けるのはリズムや音ができてからだと思っていたけど指摘されてから届けられるようになろうと思った」という趣旨の発言をしていたのをとてもよく覚えている。そして今回のバーイベではそういう意味での歌の力がかなり上がっていたように思う。

切ない曲はとても切なく響いたし、セクシーな曲には挑発的な雰囲気を感じたし、応援するような歌詞には頑張ろうって思わされた。楽しい曲は、めいっぱい楽しかった。

そうやって自分の課題を見つけてどんどん上手くなっていくところ、成長していこうとするところはとても好ましく思える。勝手に、勇気や元気をもらってしまう。

私はやっぱりそういう根性と向上心のある、かっこいい女たちに惹かれずにはいられない。

 

 

もっと見ていたいと思わされる二人

二人ともに思うことだけど、才能とセンスが元々あって、さらに努力できる人って、本当にすごい。みるみるうちに、遠くに行ってしまう。数年前もすごいって思ったのに、また数年後にはもっと変わっている。だから、ずっと見ていたくなる。

見るたびに驚きをもらえるし、私も頑張らなきゃって思う。こんなふうに成長していく様を見せてくれること自体に感謝を感じる。

二人とも、どうかのびのびと、自分の思うように前に進んでいってほしい。でも、前に進むのは義務でもなんでもなくて、嫌になったら休んでもいいし、疲れたら止まってもいいから。おたくは勝手にあなたたちの姿を見て勝手に勇気や元気をもらっているだけなので。

また二人のパフォーマンスが見られる日が来るのが、とても楽しみ。

モーニング娘。'22石田亜佑美さんへの愛の現在地

2016年のコンサートツアーMY VISONにて、ソロでガラスのパンプスを踊る石田亜佑美さんに落ちてから、もう5年以上応援している。

5年以上か……と感慨深くなったので、愛の現在地がどんなふうなのか、書き記しておきたいと思います。

 

とどまるところをしらない進化

石田亜佑美さんの好きなところなんて数えきれないほどあるのですが、一番素敵だと思っているところは「どこまでも進化していくところ」

もう10年以上アイドルやってて、今でも、コンサート行くたびに「また成長してる!」「新たな表現を身につけている!」と思わせてくれる。

私の勘違いかもしれないけど、少し前までは男性的な動きのバリエーション増えたなと思うことが多かったけど、今年は女性らしいセクシーさと強さを感じることが増えた気がする!

鞘師さんが卒業してからずっと、グループでダンスが一番うまいっていうポジションにいたと思うんだけど、当然下の子たちも育ってくるわけで、それでも「一番」を維持し続けられるのは並大抵の努力じゃないと思う。

どんなテストだって30点を50点に上げるより、80点を90点に、90点を100点に上げる方が難しい。途中で「私は90点取れているからいっか」って思う人だって当然いるはずで。そこを研鑽し続けられるのが本当にすごい。(東スポさんの連載でも卒業について語っている回で「ダンスも自分的に100点と思えたことはない」というようなことを言っていた)

「ダンス学園」というコンサートがコロナのせいでなかった時期でも一流のプロに教わりつつ各グループのダンスリーダーたちと研鑽する機会をくれた事務所様に大感謝である(何目線)

(「怪物」、とても良かった。今まさにやってるヒールダンスの回も好きすぎる)

 

 

 

ダンス学園を見て感じたこと

そういえばダンス学園を見ていて、あゆみちゃんってやはり器用なタイプではないんだなと思った。

まなかちゃんなんかは逆に天賦の才能がある人だなと思うことが多いんだけど、あゆみちゃんは最初苦戦しているように見えることが多い。でも、いつの間にか、できるようになっている。しかも最後は自分らしさの味付けまでしてくる。

テレビなので間いろんな練習風景をすっ飛ばしてるんだと思う。そして私たちが見ていない間に見事にキャッチアップしている。

そういうところが、たまらなく好きだし、いつまでも応援していたくなる。

 

 

武道館のこと

つい最近見たちぃちゃん卒業の武道館公演でのあゆみちゃんもやっぱり最高だった。

まず登場シーンのポージングと目線の流し方が最高。ヒラヒラのマントみたいな長いガウンの白衣装すごくかわいい。

邪魔しないでHere We Goの台詞パートは安定感がありつつ一瞬一瞬表情が変わって、素敵だった。あゆみちゃんも色々試しながらよりよいやり方を模索してるんだなと思わされた。若かったなぁのあとちょっと唇噛むお顔の切なさが好きすぎる(そもそも邪魔ゴーのあゆみちゃんのダンスめっちゃ好きだなんですよ。ご機嫌なんて取らないで遅いからのところもちょーーー好き)

One・Two・Threeの「る」をはじめとしてカメラに抜かれる瞬間の表情はいつも職人芸だなあと思うし(今回は2回目の手で顔を半分隠す感じの「る」がすごい好きだった。あとちきぶんのロンリーナイ!のとこのニヒルなお顔やばかった)、みんなでわちゃわちゃするパートはニコニコキラキラで可愛かった。ムンライナイの冒頭のダンスもいつ見てもめちゃ好き。

ステージの真横から見ていたからこそ見られたんだけど、どこかでダンスの途中でちぃちゃんと目を合わせている目には愛情を感じた。よしよししてほしいのの、あゆみちゃんとちぃちゃんがペアになってよしよししあうところもなんだかキュートかつセクシーで大好き。というかちぃちゃんとシンメで踊るパートは全部大好きだからちぃちゃんの卒業が寂しすぎる。

 

 

ちぃちゃんへのコメント

特に最後の挨拶でのちぃちゃんへのコメントは、あゆみちゃんの情の濃さを感じさせた。

ちいちゃんが加入したばかりの頃、アドバイスしてもあんまりいい反応が返ってこなくて悩んだりもしたのだと思う。でも、それからも関わり続けていったんだね。涙を滲ませる二人を見ながらここに至るまでとこれからの二人の関係に思いを馳せてしまった。

わたしは、人間関係うまくいかないとバサッと切り捨てちゃうところがあるので、あゆみちゃんをとても尊敬する。

 

 

 

卒業とダンスのこと

ところで、すごくダンスにセンスと華のあるまーちゃんやちぃちゃんが卒業して、もちろんかえでぃーなんかもダンスが得意なメンバーとして育ってきたし元々平均以上踊れる小田さんやふくちゃんもいるんだけれども。

ほんの少し、娘。のダンス、ちょっと弱くなってないか?と心配する気持ちがあったりもする。

いや、そもそも娘。は一番ダンス難しいと思うしついていけてるみんながすごいと思うんだけど。そして、グループとして、何を強みとして打ち出していくのか自体も、きっと変わっていくんだろうと思うけど。

でも、万一あゆみちゃんが卒業してしまったら、私は形の変わってゆく娘。を推していけるだろうか。

あゆみちゃんは面倒見が良くて後輩の魅せ方をよりよくするためにアドバイスもたくさんするというエピソードをよく聞く。きっとおたくが見えないところで受け継がれているものもいっぱいあるんだろうと思う。それが、明確に見えてきたら少し嬉しい。そして、あゆみちゃんも、もう自分がここでやれることはない!ってスッキリした状態で次に進んでくれたら嬉しい。

また新メンバーが入ってきたらこのあたりの感じ方は変わってくるのかな。今夜の新メンバー発表、とても楽しみ。

 

 

神格化してはいけないと思いつつ…

こうして年々進化し続けるあゆみちゃんに対して、年々私の「好き」も高まっていく。

彼女も人間なので、生き様が好きとか努力し続ける姿が好きと言われ続けたら重荷に感じることもあるだろう。わたしはそんなんじゃないです、サボってる時だってありますと言いたくなることもあるかも。そう感じさせてしまったら、ごめんなさい。

でも、あゆみちゃんの表現がとても好きで、その表現に至ったすべてのプロセスを想像して尊敬の念をひっそりと抱いてしまうことを許してほしい。そして、わたしはすごいんだぞってどんどん調子に乗ってほしい。願わくばたくさんの幸せが彼女に降り注いでほしい。わたしたちをこんなに幸せにしてくれて、頑張ろうって思わせてくれるんだから、あゆみちゃんがめちゃくちゃ幸せになってくれなきゃ駄目に決まっている。

 

石田亜佑美さんへの愛の現在地はこんなところです。まだまだ、推させてください。

 

ブログ変えた

全部まっさらにしたいという願望が強くてまっさらにしました。

 

ブログタイトルも「まっさら」。そのうち変えるかも。

 

過去ブログはこちら。

 

あんまり頻度高くは書けないかもだけど、ゆるくやります。よろしくお願いします。