まっさら

ハロプロと同性パートナーとの生活、思うこと

向上心と根性のある女が好きだ(推し増ししました)

松永里愛さんのバースデーイベントに行ったあと、昨年の同イベントのDVD宣伝動画を見てたった一年の成長に驚いた。元々上手かったのにまたぐんと上手くなっている。そんな里愛ちゃんのことをついに推しと呼ぶようになった。

 

 

推し増ししました

もちろんモーニング娘。の中で最も推している石田亜佑美さんは引き続き不動のハロプロ内ナンバーワン殿堂入り推しだ。先日も繰言のようなブログを書いた。前ブログから言っていることはほぼ同じで石田亜佑美さん尊敬してます大好きですという内容を性懲りなく書いている。

 

 

松永里愛さんはJuice=Juice内の中では一番好きだった金澤朋子さんが卒業、引退してから急激に気になってきていて、でも推しだと認めるのが怖くてうだうだしていた。一緒にハロプロ現場に行っているパートナーに「スイちゃん、推しって突然落ちるもんなんだよ」と肩をポンとされたりしながら「まだ推しじゃないもん……」と弱々しく抵抗していた。

でもやっぱり、推しだった。

バーイベ行ったら確信してしまった。こりゃきっと石田亜佑美さんと並び立つくらいの推しになってしまうに違いないと。

推し増しである。

(念のため言っておきますが石田亜佑美さんはやはり不動の一推しです)

 

 

推すのが怖かった理由

里愛ちゃんを推すのが怖かったのには、いくつか理由がある。

1つ目は年齢。だって17歳なのだ。彼女の年齢を倍にした歳よりちょっと上なんだぞ私は。そんな子を推していいのか。本人からしたら怖くないか。(石田亜佑美さんを推し始めた時はまだ私も20代であったので抵抗感が薄かった)

2つ目は、彼女がコンサートなどでほぼ客席と目を合わせず粛々と歌や自分のパフォーマンスと向き合うタイプなんだろうと感じたせい。気のせいかもしれないし、単にシャイなのかもしれないけれど。石田亜佑美さんがファンへの福利厚生良すぎなタイプなので真逆のタイプを推すのは躊躇われた。少し前、コンサートの最前列で彼女を見ながら、推して迷惑じゃないかしら、いっぱい見てごめんねなどと思ったことがあった。

 

 

そんなの吹っ飛ばす歌の良さ

でも、バーイベ行ってみたらそんなおたくの気持ち悪い自意識や気後れなどは不要なものだと知った。

たった1時間で12曲もの曲を彼女は歌い上げていた。しかも1部と2部で大部分セトリが変わっていた。(私は2部だけ見た)

ブログでやりたいことがあるって言ってたのこれだったのか。

そもそも、5曲くらいのミニコンサートと、トークと、ゲームなどのコーナーがあるのが一般的なバーイベだ。その5曲のうち2曲くらいが1部と2部で違うというのは、よくある。

それを、今回の里愛ちゃんは合計で20曲近く、たった1日のバーイベのために覚えて歌い込んでパフォーマンスしていた。脱帽だ。

コンサートはさながら松永里愛ディナーショーといった感じでほぼMCもなく次々と歌が続いてゆく。

最初は光る棒を同じペースで抑制的に振っていたおたくたちもいつしか思い思いの動きでリズムに乗り始め、どんどんテンションを上げていっていた。もちろん私もである。とにかく楽しくて、気づいたら彼女を推しと呼ぶことへの躊躇いは消えていた。

そのくらい、歌の世界に引き込む力が物凄かった。

ていうか歌うますぎだしリズム正確すぎ。やばい。17歳でこれだったらこの先どうなるの。

うっとりと彼女の歌を聴きながら、きっと生涯歌を仕事にしていく人なんだろうと思った。

 

 

推したちの共通点

呆然と帰宅しながら考えていたんだけれど、そういえば最愛の推したる石田亜佑美さんもめちゃくちゃ向上心と根性のある人だ。

バーイベを実験の場、なにしてもファンが受け止めてくれる場と思っている。だからちょっと前からハロプロのバーイベで今まで誰もやったことのない一人芝居をやったりしていた。記憶が間違っていなければバーイベのほんの数日前に台本ができて一日で稽古して…みたいな時も確かあったはずだ。根性と絶対やり遂げるという強い気持ちがなくてはできないことだ。

あんなにダンスが上手いのに今でも上手くなり続けていることは前回のブログにも書いた通り。歌だって苦手と言っていたのに見るたび安定して上手くなっている。コンサートでの画面に抜かれた時の表情も、毎回違うように見せている。10年アイドルやってても全然手を抜かず研究し続けている。本当に、向上心の強い人だと思う。

 

松永里愛さんもただでさえ歌が上手いのにブログやその他のトークの場でたびたび「歌上手くなりたい」と発言しているのを見聞きした。

ハロプロ千夜一夜というイベントで、「歌を届けるのはリズムや音ができてからだと思っていたけど指摘されてから届けられるようになろうと思った」という趣旨の発言をしていたのをとてもよく覚えている。そして今回のバーイベではそういう意味での歌の力がかなり上がっていたように思う。

切ない曲はとても切なく響いたし、セクシーな曲には挑発的な雰囲気を感じたし、応援するような歌詞には頑張ろうって思わされた。楽しい曲は、めいっぱい楽しかった。

そうやって自分の課題を見つけてどんどん上手くなっていくところ、成長していこうとするところはとても好ましく思える。勝手に、勇気や元気をもらってしまう。

私はやっぱりそういう根性と向上心のある、かっこいい女たちに惹かれずにはいられない。

 

 

もっと見ていたいと思わされる二人

二人ともに思うことだけど、才能とセンスが元々あって、さらに努力できる人って、本当にすごい。みるみるうちに、遠くに行ってしまう。数年前もすごいって思ったのに、また数年後にはもっと変わっている。だから、ずっと見ていたくなる。

見るたびに驚きをもらえるし、私も頑張らなきゃって思う。こんなふうに成長していく様を見せてくれること自体に感謝を感じる。

二人とも、どうかのびのびと、自分の思うように前に進んでいってほしい。でも、前に進むのは義務でもなんでもなくて、嫌になったら休んでもいいし、疲れたら止まってもいいから。おたくは勝手にあなたたちの姿を見て勝手に勇気や元気をもらっているだけなので。

また二人のパフォーマンスが見られる日が来るのが、とても楽しみ。